この記事について
この記事は、アップスタート($UPST)ってどんな会社?という疑問について答える記事となっています。
以下、注意点です。
一部、株価上昇や下降に関する予想を記載していますが、事実に基づいたデータから、一個人の主観的な考えによる結論になっていますので、株価の動きが必ず当たると言う保証はありません。ご注意ください。
アップスタート($UPST)とは?
企業名 | アップスタート・ホールディングス(Upstart Holdings Inc) |
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ティッカーシンボル | UPST |
設立年月 | 2012年4月 |
業種名 | 金融 |
市場名 | NASDAQ National Market System |
公式サイト | www.Upstart.com |
アップスタートはAIを駆使し、教育や雇用などを判断材料にし、個人へのローンの融資判断を行う融資プラットフォームです。
主に小額の融資をメインとしており、10万〜500万程度の金額を個人向けに無担保で融資します。
この小さな融資金額が、結婚式の費用や入院費のような、突発的に必要となる少し大きめの出費をカバー出来るという事で、世間から指示されているようです。
金利は州、信用度にもよりますが、5.31% to 35.99%が取られていく仕組みのようです。
金利はやや高めですが、無担保で融資しているので仕方ないでしょう。
お金はアップスタートから融資されるのではなく、提携している地方銀行などから融資されるようです。
つまり、アップスタートはお金の借り手と貸し手を結ぶマッチング企業のような存在です。
アップスタートのここが凄い!
融資判断が非伝統的
かつてアメリカで個人にお金を融資する際に判断としていた材料は、
「FICO SCORE」、「信用情報」、「収入」
を判断の基準としていたが、
アップスタートでは、それに加えて
「出身大学」、「学業成績」、「職歴」
なども融資判断の材料にしている。
その結果、従来の判断材料でアウトだった人でも、追加された判断材料のおかげでお金の融資が降りるといった事が実現可能になった。
アップスタートは現在の信用度を測るだけでなく、将来の成長的な返済能力なども予想して融資判断を行なっています。
確かに今はお金がないけど、将来的にお金持ちになる可能性がある人もお金を借りられないっていうのもおかしな話ですもんね。
このような判断を可能にしたのが、アップスタートの強みです。
創設者が有能
アップスタートは創設チームメンバーが非常に有能です。
以下、創設メンバーの説明です。
・創業者のデイブ・ジルアード。
エンタープライズ・グーグルの元社長です。クラウドシステムの構築などに貢献しました。コンピュータの学位取得者。
・アンナ・カウンセルマン
GoogleのグローバルエンタープライズカスタマープログラムおよびGmailコンシューマーオペレーションの元マネージャー。Gmailのユーザー数を4億5000万まで増加させた実績を持つ。
・ポールダウ
あまり情報がない人物ですが、優秀なコンピュータエンジニアだそうです。
paypal創業者のピーター・ティールによって立ち上げられたThielFellowのメンバーでもありました。
このように、個々のメンバーの過去の実績などを踏まえると、会社の将来性はかなり高いと予想できますね。
数字で見るアップスタート
2021年の株価
チャートは2022年1月3日時点でこんなかんじ。151.300ドル。
2021年10月に400ドルを超える最高値を記録しました。
そこから大きく下落し、いまは150ドルくらに落ち着いています。
まとめ
個人的にアップスタートは非常に期待できる銘柄だと思っています。
数字的にも問題ないし、幹部が有能なのでこれからかなり期待できると思っています。
AIのソフトウェアもかなり優秀なので、このシステムを別の事業で応用することも可能かもしれませんね。
アップスタートの今後に期待です!