この記事は、「スマイルダイレクトクラブってどんな会社?」「どんな特徴があるの?」といった疑問に答える記事になっています。
最近、米国で売上高が急成長しているスマイルダイレクトクラブです。
そこで、スマイルダイレクトクラブの基本的な情報や特徴、売上高などを紹介していくので、気になっている方はチェックしてください。
目次
スマイルダイレクトクラブの会社概要
企業名 | SmileDirectClub Inc |
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ティッカーシンボル | SDC |
設立年月 | 2014年 |
業種名 | 医療 |
市場名 | NASDAQ National Market System |
公式サイト | www.SmileDirectClub.com |
スマイルダイレクトクラブは2014年に設立された、デビッド・カズマンがCEOを務めており2019年9月にIPOをしました。
スマイルダイレクトクラブはセルフ歯列矯正のサービスを行っており、米国・カナダ・英国・オーストラリアでの店舗やオンライン販売をしており、歯形作成キットで自身の歯形をとり3Dスキャンをし、それを元にマウスピースを作り歯列の矯正を行っています。
スマイルダイレクトクラブのセルフ歯科矯正とは?
2種類のセルフ歯科矯正方法
スマイルダイレクトクラブは、通院が不要で完全セルフでの治療になります。
どうやってセルフで治療するのか気になりますよね?
スマイルダイレクトクラブでは、2つのセルフ歯科矯正の方法があります。
・店舗で歯型だけ取ってもらう方法
米国とカナダの店舗に行き、自分の歯を3Dスキャンしてもらいます。
後から、専門の歯科医から「どういう風に変えるのか」「矯正した時の歯の変化」を動画で送ってもらい、矯正キットを自宅に送ってもらう方法です。
・自宅で全て完結する方法
自宅に専用キットを申し込み自身で歯型のデータを取りそのデータを店舗に送ると、自分専用のマウスピースが作成され送られてくる、この2つになります。
上記2つの違いは、最初の歯型を自分で取るか、歯医者に取ってもらうかの違いだけです。
それ以外はセルフで矯正するので、歯医者にいく時間や手間が省けてとても便利ですよね。
価格は1,850ドル(日本円:約21万円)となっており、圧倒的コスパの良さから、歯科矯正にスマイルダイレクトクラブを選ぶ人が多いようです。
ちなみに日本で歯の矯正を行うとだいたい100万円程度費用がかかります。
アメリカは医療費が高く、日本よりもっと矯正代がかかるはずなので、21万円はかなり破格ですよね。
実際に歯は矯正されるのか!?
歯の矯正は歯科医院でやってもらうと、完璧に矯正できる保証はありますが、スマイルダイレクトクラブのセルフ歯科矯正は自分で行わないといけないので、本当に矯正されるのかが心配ですよね。
結論からいうと、軽度の歯並びの矯正は可能だが、出っ歯やすきっ歯など噛み合わせに問題があるものは適応外だといえます。
セルフでの限界があることは事実です。
軽微な歯並びの矯正は可能ですが、歯並びを大きく変えるとなると、奥歯の移動も必要なのでその時は医療機関での受診がいります。
スマイルダイレクトクラブの強み
やはり一番の魅力は手軽に歯を矯正できることでしょう。
医療機関に行くと10回や15回の通院は当たり前で、治るのに1年や2年かかる場合があります。
一方、スマイルダイレクトクラブだと1回、または1回も通院することなく、5ヶ月〜10ヶ月とかなり短い期間で矯正することができます。
さらに、価格が安い点も手軽さにつながっているでしょう。
スマイルダイレクトクラブは急成長している!?
スマイルダイレクトクラブの売上高は2016年頃をはじめ、凄い勢いで成長していっています。
2016年の売上高は2100万ドル、2017年の売上高は1.46億ドル、2018年には4.23億ドルと急激な成長をしています。
ですが、2020年にはコロナショックが起きたため売り上げが思うように伸びていないのが現状です。
コロナショックでは多くの企業が足並みを揃えて、暴落したので、セルフ歯科矯正の需要がなくなったと言い切るのは難しいですね。
コロナ明けに期待大です。
まとめ
今回はスマイルダイレクトクラブを紹介してきました。
- セルフでの歯科矯正ができる
- 医療機関よりも価格は安い
- 複雑な歯並びの矯正は厳しい
- スマイルダイレクトクラブの将来性は高い
全然悪く無いサービスだと思うので、今後に期待しましょう!