この記事について
この記事は、マターポート($MTTR)の売買について、どうすべきか考えている方へ向けた記事となっています。
以下、注意点です。
「売り」「買い」に関する判断は、事実に基づいたデータから、一個人の主観的な考えによる結論になっていますので、株価の動きが必ず当たると言う保証はありません。ご注意くださいませ。
目次
マターポート($MTTR)とは?
企業名 | マターポート(Matterport) |
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ティッカーシンボル | MTTR |
設立年月 | 2011年 |
業種名 | IT・通信、ハードウェア |
市場名 | NASDAQ National Market System |
公式サイト | https://matterport.com/ja |
マターポート、ティッカーシンボルはMTTR。
マターポートは360度カメラを使用し、WEB上で空間を体験することができるサービスを提供している企業です。
主に不動産業界のような住宅空間をWEBを介して提供している企業に利用されています。
googleストリートビューの屋内verと考えるとイメージしやすいかもしれませんね。
導入はマターポートブランドの撮影機材(360度カメラ)の購入、または撮影カメラマンに来てもらい商品の納品までをカバーしてもらう方法の2種類があり、誰でも気軽に屋内ビューを作成することが出来ます。
マターポートのここが凄い!
現実と見違えるほどの画質
マターポートの紹介映像を見てもらうとわかりますが、
とにかく画質が凄い!!!!
当たり前のように4K画質です。
そして、AIと赤外線スキャンを駆使し、ほぼ現実に近いビューを提供出来る技術を持っています。
画像にタグづけが出来る
引用:https://matterport.com/ja/industries/real-estate
タグづけっていうのは、上記画像のようにオブジェクトなどに対して、タグをつけることができます。
タグをつけることで、オブジェクトに対して説明コメントやプライスタグをつけることが可能です。
これが何を可能にするかというと、仮想空間でのウィンドウショッピングなんかが出来るかもしれないんですよね。
自社クラウドサーバーを持っている
自社でクラウドサーバーを管理しており、作成したビューをクラウドに保存しておくことが出来ます。
今や企業データはクラウドで管理するのが当たり前になってきた時代ですので、このようなサービスは地味でありながら一番の強みかもしれませんね。
クラウドの怖いところはセキュリティの脆弱性ですが、筆者はこの点は安心できると考えています。なぜなら、保存される情報は屋内の画像データなので、個人情報のようなセキュリティレベルの高い情報が保存されないからです。
メタバースの発展により株価が高騰する!?
これまでのマターポートの説明でお気づきだと思いますが、
360度ビューってメタバースじゃね!!??
マターポートの技術を使えば、メタバースの空間提供が可能ですよね。
事実、すでにFacebook(現:Meta)と手を組み、3D空間の共同開発を行っています。
もしFacebookのメタバース事業が上手くいけば、常識的に考えてマターポートの株価高騰は待ったなしですよね。
数字で見るマターポート
2021年の株価
チャートは2021年12月28日時点でこんなかんじ。23.22ドル。
11月の末にfacebookが社名をMetaに変更したことにより株価は一時的高騰を見せたが、すぐに調整が入って元に戻った。
おそらく今後もMetaの動向に左右されることは間違いないないでしょう。
2021年11月の決算はこんな感じでした。
○売上げ
予想 29.15M
結果 27.66M
○一株当たりの利益
予想 -0.0746
結果 -0.06
売り上げは予想を下回り、一株当たりの利益は予想を終えているが対して微々たるもの。
はっきりいうと、現時点で決してすばらしい成績ではないです。
特に営業キャッシュフローが2期連続でマイナスで、且つ今回は金額も大きいです。
正直、良くないです。
まあテーマ株の銘柄なので、数字はあまり気にしなくても良いと思っています。
まとめ
マターポートはメタバースの動向に左右される銘柄です。
株の売買はMeta社の動きに合わせて行えば良いでしょう。
ただし、大量購入はリスクありです。数字は良くないので、堅実に投資したい方は買うべきではないですね。
メタバースに賭けて、ギャンブリング的な気持ちで少し買うのが良いかもしれませんね。
そもそもメタバースが本当に流行るのか・・・?