未分類

この記事では、「ビヨンドミート(Beyond Meat)ってどんな会社?」「将来性はあるの?」といった疑問に答える記事となっています。

ビヨンドミートに投資しようと考えているけど・・・どんな会社か気になる!という方。

是非、最後までこの記事を読んでください!

ビヨンドミート(Beyond Meat)ってどんな会社?

企業名 Beyond Meat
ティッカーシンボル BYND
設立年月 2009年
業種名 食品
市場名 NASDAQ
公式サイト www.beyondmeat.com

ビヨンドミートは、植物由来の人工肉を開発するスタートアップ企業です。

昨今、人口の増加に伴い、将来の食糧不足が問題視されています。

人口が増加することで、肉の供給も比例して伸びますよね。実はこれ、環境にとって非常に大きな問題なんです。

牛や豚など飼育する際に、大量の水、穀物、土地が必要ですよね。これは非常に環境上よくありません。穀物の生産にエネルギーを使用しますし、土地は増やすために森林伐採しますよね。

さらに家畜の輸送費などのコストも発生したりと、何かと環境上良くない要素が多いです。

ちょっとあり得ないような話ですが、家畜のゲップやオナラが、地球温暖化を加速させるそうです。

このように、環境に悪いことづくしの畜産業はいつか破綻するに違いありません。

そうなれば、確実に肉を手軽に食べることが出来ない未来がやってきます。

だから今、代替肉が注目されているのです。

そして、この代替肉開発を世界的にリードしている会社がビヨンドミートなのです。

あのビルゲイツも出資しているほどなので、とても期待されている企業だと言えるでしょう。

ビヨンドミートの肉は本物に近いか?

ビヨンドミートの加工肉は、見た目は完全に肉で、調理をすると色が変わる様などもしっかりと再現されています。

味だけではなく、料理の過程を楽しむ要素も含まれていて、再現度はかなり高いですね。

1番気になる味や食感についてですが、割と本物の肉に近い味と食感があるそうです。

しかし、まだまだ100%肉というわけにはいかないそうですが。

その点はビヨンドミートは日々研究を重ねているので、近い将来、肉との違いすら分からない製品を生み出してくれるでしょう。

KFCビヨンドフライドチキンが本物と変わらない!?

ケンタッキーフライドチキンとタッグを組んで、ビヨンドフライドチキンという完全植物由来の商品が販売された。

なんとこのフライドチキン、本物と全く遜色がないらしい。

個人的には1番成功した製品だと思いますね。

日本では販売されていないので(2021年時点)、食べることができないので残念ですが、もし日本にやってきたら、いのいちばんに食べてみたいですね。

数字から見るビヨンドミート

決算結果

決算時期 売上高 営業利益 純利益
2017年12月 3,258万ドル △2,856万ドル △3,038万ドル
2018年12月 8,793万ドル △2,798万ドル △2,988万ドル
2019年12月 2億9,789万ドル △48万ドル △1,244万ドル
2020年12月 4億678万ドル △4,934万ドル △5,275万ドル

ここ4年間の業績を見る限り、利益はマイナスなのが気になるところではありますが、売上高は伸び続けているので、成長性があることは明確です。

キャッシュフロー

決算時期 営業CF 投資CF 財務CF 現金同等物
2017年12月 △2,527万ドル
2018年12月
2019年12月
2020年12月

 

 

ビヨンドミートの株価は今後どうなる?

ビヨンドミートの株価が上がっていくための1番の要素は、代替肉の普及でしょう。

あなたの身の回りで普段から代替肉を食べている人はいますか?近所のスーパーに行って、代替肉売り場がありますか?

ないですよね。

このように代替肉の普及がまだまだ世間的に進んでいません。

世界ではビーガン文化が盛んですが、それでもまだまだ進んでいないのが現状です。

2021年のアメリカのビーガン人口は900万人です。※ビーガン、ベジタリアンなどの細分化は不明

引用:https://thevou.com/lifestyle/2019-the-world-of-vegan-but-how-many-vegans-are-in-the-world/

アメリカの人口が約3.3億人なので、3%くらいでしょうか。

まだまだ普及していませんね。

 

今後ビヨンドミートの株価が上がっていくには、ビーガン人口の増加が大きなカギとなってくるでしょう。

ビーガンに拘らずとも、ビヨンドミートは普通の肉よりも健康に良いため、健康関係の意識が高い人への普及することが出来れば良いのですがね。