鬼頭(おにがしら)によるビットコインの仮想通貨投資情報

「MUFGコイン」とは? メガ銀によるデジタル通貨の取組みで思うこと

2017.10.16

大手金融グループがデジタル通貨の実用化に向けた取組みを進めているようです。

各メガバンクの動向です。
MUFG:独自コイン「MUFGコイン」を開発中。「ブロックチェーン」を活用し、価値変動を取り入れた仮想通貨と位置づける方向のようです。また、2017年秋頃から一般公開することが報じられていましたが、まだ公開はされていません。

みずほFG:電子マネー「Jコイン(仮称)」を創設する計画。仮想通貨と異なり1コイン=1円と価値を固定し、スマートフォンを使って店舗などで手軽に支払いできるサービスを2020年迄の開始を目指しているようです。

三井住友FG:デジタル通貨を発行については明らかにしていません。ただし、ニュースリリースによれば、ブロックチェーン技術を金融分野で活用することを狙いとする研究は進めていくとしています。

一方で、報道によれば、デジタル通貨の普及を目指して規格統一を模索する動きあり、仮にこれが実現すれば「オールジャパン」のデジタル通貨が誕生する可能性があるとのことです。

この話には、様々な論点が含まれていて、非常に興味深いと思います。
1つは、MUFGは変動価格、みずほは固定価格とその方向性は異なります。仮に変動価格制と取る場合、当然銀行間の仮想通貨間で激しい競争が起きるでしょう。さらには、仮想通貨を用いる取引が増えれば、中央銀行の決済システムの外に新たな経済圏が生まれる可能性さえあります。一方で、固定価格制を取る場合には、現在の銀行間システムで処理する可能性があり、その結果としてコストが嵩み、低コストでの決済システムという本来のメリットが失われてしまうかもしれません。

もう1つは、本来のブロックチェーンの仕組みは管理者を必要としない分散システムの上に成り立っています。ビットコインなどのブロックチェーンは、「パブリック・ブロックチェーン」と呼ばれています。一方、銀行が導入しようとしているブロックチェーンは、銀行という「管理者」が存在した「プライベート・ブロックチェーン」と呼ばれるものです。

パブリック型とプラベート型のどちらが、どのようなかたちで今後浸透していくのかわかりませんが、両方が共存していくと予想する意見もあります。個人的には低コストの観点から、ビットコイン型の仮想通貨が広がっていくことを期待したいところです。

Sankei Biz

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鬼頭(おにがしら)

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