鬼頭(おにがしら)によるビットコインの仮想通貨投資情報

ブロックチェーンを利用した卒業証書の授与!? 非改ざん性と真正性を確保

2017.11.22

大学が発行する学位や卒業記録などをブロックチェーンで管理する仕組みの開発が進んでいます。

CNET Newsによるとマサチューセッツ工科大学(MIT)では、ブロックチェーンを活用したデジタル版卒業証書を試験的に授与しています。

MITでは、2017年6月に一部の修士課程修了者111人に対し、仮想通貨(暗号通貨)の技術的基盤であるブロックチェーンで実現させたデジタル修了証書を授与した。この仮想的な修了証書は、ビットコイン(Bitcoin:BTC)に代表される仮想通貨で使われているブロックチェーンがベースだ。ブロックチェーンは、暗号化された公開台帳を分散データベースで管理する技術。ブロックと呼ばれる各やり取りはすべて暗号化し、時刻情報を付与し、ほかのブロックと鎖(チェーン)状に連結して管理する。
ブロックチェーンに記録された情報の改変は不可能で、真正性が保証される。そのため、仮想通貨に使われるだけでなく、今回のような修了証書や卒業証書のほか、改ざん不可能な契約書を実現するスマートコントラクトなどへの応用が考えられる。
MITのデジタル修了証書は、スマートフォン用アプリ「Blockcerts Wallet」で学生に配布される。学生が自分の学歴を証明するには、雇用主や学校、家族、友人などに証書ファイルのリンクを知らせたり、ファイルそのものを送ったりすればよい。デジタル証書の真正性は、MITの確認用サイトにファイルのリンクやファイル自体を入力すれば確かめられる。


ブロックチェーンで実現させたデジタル修了証書を授与(出典:MIT)

この背景には、求職に際して提出する履歴書に虚偽や間違った記載が発見されることが多いのは米国の信用調査会社が行った調査からも明らかにされています。加えて、出身学校は履歴書のなかでも重要な項目ですが、学歴のチェックには、コストと手間がかかりすぎてしまうため、採用企業の50%は学歴が正しいことを確認していないとのことです。

学校サイドでは、不正な学歴として使われることは、信用低下にもつながることから、新しい卒業証明のシステムを導入する動きが出てきているようです。

日本でも新卒一括採用からの長期雇用という慣行が崩れ、中途採用が大幅に増加しており、学歴のチェック等による企業側の手間やコストは増えることが予想されます。日本の大学でもブロックチェーンを利用したデジタル卒業証書の発行が増えていく可能性があると思います。

CNET Japan

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鬼頭(おにがしら)

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